パーチメントクラフトの作り方 第三弾!
第一弾はパーチメントクラフトでどんなものができるかをご紹介しました。
第二段は作りたい作品選び~パーフォレイティングまでご紹介しました。
今回は、その続き、エンボスから完成までです!
エンボス
必要な道具:エンボスパッド、エンボスペン(スモール、ラージ)
エンボスとは、パーチメントクラフトの最大の特徴である凹凸を出す技巧です。
1~3でできたパーチメントペーパーを裏返してエンボスパットの上に置き、エンボスペンでペーパーをこすっていきます。ペーパーの裏からこすることで、表面に模様を白く浮き上がらせることができます。
エンボスペンは先が丸くなっていて、その球のサイズが多種類あります。
エンボスパッドは少し硬い面と、やわらかい面があり、両面を使い分けます。やわらかい面を使うとより凹凸がはっきりとし濃い白に、固い面を使うとうっすらと白くなります。
こうして、白一色でも、陰影をつけて深みをだすわけです。
↑わかりにくいですが、表から見ると、ちょっと凹凸ができています。
パーフォレイティング
3でやったじゃん? いえいえ。
3で空けたののは、仮穴です。デザインを張ったままで穴を開けると、均一な深さにならなかったり、穴が浅くなってしまったりします。
そのため、3では軽く穴を開けておいて、5ではデザイン画をはずした状態でしっかりと穴を空けていきます。
カッティング
必要な道具:ペルガマーノハサミ
5で空けた穴と穴をハサミで切って模様を作って行きます。
あの穴の量を!?と思われるでしょうが、結構はかどります。慣れてくると楽しい
4個の穴のうち、隣同士をそれぞれペルガマーノハサミで切って行くと、十字架模様になります。
ペルガマーノハサミは先がカーブしていて、そのカーブによってこの模様が実現できるわけです。
私は初めてこのはさみを見たとき、「眉用はさみ?」と思ったのですが・・・代用できるのかは試しておりません。

デザインによっては、ふちを切り取る場合にもこのハサミで切る場合もあります。
切り取る、折る、組み立て
平面の作品を作る場合は(カードなど)、輪郭を普通のはさみで切って終了!!
立体のものを作る場合は、折り紙と同じように、切ったり、折ったりして組み立てます。
折る際、繊細なパーチメントペーパーですから、適当に折ってしまうと・・・思いもよらないところに白い線が残ってしまいます(ワックスペーパーを折った場合を想像してみて!)。
最後の最後にそれはもったいないので、エンボスペンであらかじめ凹凸をつけてから折っていくときれいに折れます。
で、これらの肯定を経て・・・出来上がったものが・・・
こうなるわけです
もちろん、この他にも細かい道具や技巧があります。でもまずこの基本を抑えるだけでも、幅広い作品ができますので、興味を持って下さっている方は・・・是非チャレンジを!!!
常連さんもたあまたま通りすぎた方も、見て下さいましてありがとうございます☆
ランキングに参加中です♪
励みになりますのでよろしければ下を二つクリックしてください!

最近のコメント